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同軸ケーブルの劣化 [機器]

10数年来使っていた同軸ケーブル(8D-SFA)を交換しました。同軸ケーブルの経年劣化については、「気にするほどではない」「数年で劣化が始まる」など色々言われているようです。交換した古いケーブルの片端を開放状態として反対側にSWRアナライザを使ってインピーダンスを測定してみました。理想的には、ケーブルの電気長がλ/4の奇数倍となる周波数でインピーダンス=0、偶数倍でインピーダンス=∞となるはずです。これが劣化したケーブルでは、大きく外れてしまうのかと思っていましたが、結果、あまり外れていませんでした。もっとも、アマチュア用の測定器の測定範囲外というところかもしれません。事実、交換後はアンテナの同調がシャープになりました。このケーブルの先に接続されているHFのアンテナはモービルホイップですが、21Mhzなんかは、ダラダラとSWR>2状態が続き、18Mhzのアンテナなのか21Mhzのアンテナなのかはっきりしないようなありさまでしたが、ケーブル交換後は21Mhzのアンテナとして動作するようになりました(Hi)。HFのモービルホイップの帯域などたかが知れているので、本来の姿に近付いたようです。やっぱり、ケーブルが劣化しているようです。

古いケーブルはカウンタポイズとしてベランダの端に這わせました。
カウンタポイズが太くなったためか、ノイズレベルが下がった感じ。RTTYの識字率が上がったようで、先々週のRTTY-WWコンテストの際にも、S-1ぐらいの信号でも結構プリントしてくれます。でも拾ってもらえない・・・。

2010年1月7日追記
2009年12月20日付けの「同軸ケーブルの劣化 再び」もご覧ください。


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