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ソフトウェア無線技術を利用したトランシーバー [機器]

QST誌の10月号にFlexRadio Systems社のソフトウェア無線技術(Software Defined Radio:SDR)を利用したトランシ-バー "FLEX-3000"の製品レビューが掲載されている。読んでいるうちにふと気になって日本のCQ誌を確認すると・・・。やはりFLEX-3000の広告は出ていないようだ。日本の免許制度からすればこうなるのだろうな。話は変わるが、ELECRAFTのトランシーバーを日本で売るためにエレクトロデザイン社は相当の苦労をしているのだろう。FLEX-3000の製品自体や、QST誌の製品レビューは同社のサイトで確認いただくとして、外観が無線機然としていないところがいいと思った(QST誌の製品レビューは同社のサポートページで検索、ダウンロードできる。今現在、トップページ左下にダウンロードのアイコンがある)。

OM諸氏が気にされる無線機としての実戦性能はいかほどのものかわからない。だが、この形、欧米に比べて狭い住宅が多い日本では、そこそこニーズがあるのではないだろうか? 電源のOn-Off以外の操作はすべてPC経由だろう。置き場所の自由度が高い。また、個室シャックを構えている人は恵まれている方で、部屋の一角に無線機を置いて家族の冷たい視線を浴びながら、「ジャパーン」とやっている人もいるのではないだろうか。でも、このトランシーバーなら、コモディティ化したPCのそばに「PCの周辺機器」として置いてもらえるのでは? 実際、間違っていない気がする。まあ、マイク、電鍵、そしてアンテナ、さらには運用することだけは変わらないが。で、結論。せめて出力200W以下は包括免許にしてほしいなあ。そうすれば、こういう製品を試す機会も増えるというもの。ここまで縮小したアマチュア無線の世界に、いったいどれだけの権益があるというのか? FLEX-3000のサイズは幅約30cm、奥行約33cm、高さ約5cm。価格は$1,599。



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