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懐かしのZ2(ジンバブエ)

Z2と初めて交信した。アマチュア無線以外のことは書かないと言っておきながら、Z2とくれば、筆と取りたく、いや、キーボードに向かいたくなる。実は11年前の99年に仕事で行ったことがある。私にとって唯一のアフリカ経験である。空港でのトランスファーも含め、成田から30時間かかった。

Safari.jpg
週末のエクスカージョン(小旅行)で訪れたサファリでの写真。像の群れが水を飲んでいる。象は鼻で吸い上げた水を口に運んで水を飲むのだが、赤ちゃん象はうまく飲めない。母親が自分の鼻で吸い上げた水を与えている。その光景に感動したものだ。ちなみにサファリは日中は暑く、夜は冷える。したがって動物達は適温となる日出・日没前後に行動する。何だかの趣味みたいである。いや、何だかの趣味をやっている連中がサファリの動物みたいだと言うべきであろう。

Victoria_falls.jpg
世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールズ。乾季だったために水量は少ない。それでもこうだ。幅1700m、落差100m。滝に落ちた水が水しぶきとなって舞い上がり、遠くから見ると火事の煙のように見える。まさに水煙だ。

こういった写真を職場で見せると、「オマエ、何しに行ってきたんだ?」と訊かれる。もちろん、それ以外の間(約半月)は首都ハラレにいた。今回交信したZ21BBもハラレ。ハラレはこんな感じ。
Harare.jpg
ここは本当にアフリカなのか?現地でお世話になったJICAの方によると「南アフリカとジンバブエはアフリカではない。アフリカの道路は普通穴ボコだらけなのだが、ジンバブエの道路には穴がない」そうだ。エクスカージョンの時も、ワゴンバスが「大、大丈夫なのか?」というくらいのスピードで走った。まあ、いいのだろう。道は真っ直ぐだし、穴はない。対向車はほとんどこない。もちろん信号もない。まして歩行者なぞ・・・いない。いや、たまにキリンとかが横断する。これがカルチャーショックというものだろう。

Shop.jpg
エクスカージョンの帰路にあった露店。高さ2mを超えるキリンの木彫りや、重さ数十Kgはあろうサイの石彫りなどを売っている。欲しい。物価水準が低いので、財布に相談する必要もないのだが、いったい、どうやって日本に持ち帰るのか?、あるいは家のどこに置いておくのか? 日本だと店の横にクロネコヤマトのノボリが立っていたりするのだが、ここはジンバブエ。そんなものがあろうはずがない。

Zim_Dollar.jpg
持ち帰ったジンバブエドル。かの国は2~3年前、すさまじいインフレに見舞われた。ネットオークションでは、ゼロがたくさんついたジンバブエドル紙幣を見ることができるが、これは建国当初から使われていた最初のもの。この当時は1ジンバブエドル=約3円。その後のインフレにより何度かデノミが行われて、合計25桁切り下げられた。これでは貨幣としてより古紙としての価値の方が上だ。ネットオークションに出すと値段がつくと思うが・・・。もちろん出さない。

その他、日本国内では何故か数十倍の値段になってしまうアフリカの原石の標本セット、今や不法手段に訴えない限り入手できないであろう象牙製のナイフ(ペーパーナイフ?)などを買って帰った。今なお思い出深い旅行である。



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