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無題・・・

たまにはダイレクトで届いたQSLのご紹介。
QSL201003.jpg
HC8N。珍しいわけでもない。初めてのQSO分はビューロ経由で受け取っている(その後はLoTWのみ)。昨秋のCQ WWでHC8GRとQSOしたので、これを機に別のHC8のQSLをと思い、調べたら両局のQSLマネージャーは同一人物。しかもPaypalで最低$2から発行してくれるとのこと。QSLマネージャーの中には”1請求1局”という人も多いが(高慢なようにも思えるが、カード発行の手間を考えればわかるような気もする)、このマネージャーは複数局OKとのことなのでHC8Nの他のQSOについてもお願いした。

前置きが長くなったが、実は勤務先の若手が最近、アマチュア無線の免許を取って開局した。業務遂行上の理由から、社費で4アマの講習会を受けている(!)。経緯は複雑なので割愛するが、もちろん無線そのものを仕事につかうわけでない。144M/430Mのハンドヘルド機を買ったというので、私もリグを勤務先に持ち込み、他の社員何人かが見守る中で初QSO。しかし・・・、交信の仕方を全然知らない。和文通話表も知らない。講習会で教えてくれないの?と聞いたら、「ノー」。講習会の教科書を見せてもらったが驚愕だ。こんなのでいいのか。まさに「ゆとり教育」だ。修了試験に関して噂されていることも本当らしい。リグの取説を見せてもらったが、送受信方法の説明の前にラジオの聞き方の説明があったりする。一方で最近のハンドヘルド機は大きさや、ツマミ・スイッチ類の数の割には機能が多い。どうやって使うのか即座にわからなかったりもする。リグを家に持ち帰って聞いたが、あまり聞こえてこないとのこと。そりゃ、そうだろう。でも、自慢するわけでないが、私がいなかったら初QSOをどうやってやるつもりだったのだろうか?今のご時世、アマチュア無線を新たに始める人はどういう動機で始めるのかは知らないが、これじゃあ、続かないどころか、周囲にOMがいなければ最初の第一歩も踏み出せないですよね。年末のFCC試験の後の忘年会である人がいうには、「初めにこの趣味の醍醐味を体験できないからだ。昔はクラブ局がその役目を担っていたが・・・」とのこと。同感だ。そこでとりあえず、上のHC8を含め、最近海外から届いたカラフルなQSL何枚かを見せてあげた。いずれも普通の日本人にとっては「地の果て」のようなエンティティばかりである。感想はというと、「すごいですねー」の一言で終わり。他局のQSLのことより、自分のQSLを作って私に渡さなければならないという意識が先にあるらしく、そこは感心したりもする。HamlogやMMQSLなども教えてあげた。本当はよくないのだが、クラスタも教えてあげた。さすがにクラスタにはビックリしたようだ。

なお、この若手、「仕事が一段落したら高尾山の山頂から・・・」と言っている(というか、私が教えてあげたのだが)。



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