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「グローバルアワードプロジェクト」(その6)南半球 [DX]

ここからは南半球。当局もこれからなので、アワードの写真はありません。

All Africa Award
南アフリカの連盟が発行している。南アフリカ国内全6エリアと南ア以外のアフリカ25エンティティとのQSOが条件。国内と国外を一緒にしてしまうところが、アフリカで突出した存在の南アフリカらしいというところか? 手元のアフリカのペーパーQSLを調べるとZS以外は14エンティティ。他にLoTWでコンファームし、カード待ちのところが4エンティティ。焦げ付き1エンティティ。おっ、意外に行けそうじゃんと思ったが、ルールに「島は対象外」とある。よって日本からは比較的交信容易なVQ9、3Bシリーズなどアフリカ東岸、西ではEA8、CT3などはダメ。「大陸」にこだわるところが気にいった。条件に合致するのは今のところ7エンティティ。ZS国内も難しいと思う。ZS2とZS6以外は聞いたことすらない。まあ、数年かけて目指すのかな?

オセアニア
WIA(オーストラリアの連盟)やNZART(ニュージランドの連盟)のWebを探したが、オセアニア全域を対象としたアワードはないようだ。いっそのこと自分で始めようかとも思ったが、私がやっても何の権威もない。ここはWIAにアワードの創設を要望してみようか?「他はやっていますよ」と。有名なジョークにあるが、日本人ならそう言われると飛びつくが、オーストラリア人はどうだろうか?NZARTが"Worked All Pacific"というアワードを発行しているのを見つけました。30エンティティなので、JA局にとってはそんなに難しくないようです。

All America Award
ブラジルの連盟が発行している。北南米合わせて45エンエィティとのQSOが条件。WASと重なり、MECEとならないのが、なんとなくしっくりこないが、まあ、いいだろう。結局、カリブ・中南米で稼ぐ必要があるのだから。

Antarctic Award
MECEといえば、世界にはもう一つ大陸がある。WIAが南極を対象として発行している。おのおの別の主管庁からライセンスされた最低6つの局(うち1つはVK局)を含めた10局とのQSOが条件(要するにVKを含む最低6か国の基地を含めるということ)。ロシアの基地と昭和基地しかQSOしたことがないので、よくわからないが、「局」の定義はどうなのだろうか? アワードの紹介には"base"ではなく、"station"とある。ロシアは年次が変わって別の調査隊が行くと別のコールになっているように思えるが、同じ設備だろう。この場合でも、別カウント? なお、「南極」の定義は南緯60度以南としている。ただし、Heard島、Macquarie島などは以南なのだが、ルールでは「準南極」とし、対象外としている。オーストラリアは自国に近い南極の一部の領有を主張しているので、政治的臭いがプンプンするアワードだ。


タグ:アワード
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