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QSL新調 [QSL]

最近は国内QSOが少なくなり、そうかといってDXにバンバンQSLを送っているわけでもないので、QSLカードの消費は少ないはずだが、それでも2009年夏に作ったものが底をついた。今回はどこにお願いしようかということで初めてUゾーンの印刷屋さんに頼んだ。具体的にはe-hamでの評価が高く、レビュー件数も多いUX5UO。

国内のQSL印刷の最大手はオノウエだろうか?(「最大手」という言葉を使うほどのマーケット規模かどうか知らないが・・・) オノウエの印刷品質には満足している。だが、これは他の業者もそうだが、基本料金では融通がきかない。ちょっとオリジナリティを出そうとすると、別途料金の山となる。レポート欄も判を押したように、決まっている。まあ、ブランクで注文して、PCで印刷すればいいのかもしれないが。あるいは、完全電子データで入稿という手段もあるが、条件を満足するDTPソフトを持っている人はそう多くないのでは。

旧共産圏、EUの印刷屋さんは概してそんなことは言わないようだ。UX5UOも外部のデザイナーを使わない限り、追加料金は発生しないらしい。今回は、データ面も含め、ほとんど自分でデザインして原案をUX5UOに送った。テーマは2009年から通っている入間基地のブルーインパルス。すると"Fine"とのこと。改めてハイレゾのイメージファイル(jpeg)、そして若干のリクエストとともに最終イメージをPowerpoint上に組んで送ったら、私のデザインをよほど気に入ってくれたのか、あるいは注文主がここまで指定してくるのだから、これに従えばいいやと思っているのか、ほぼ、そのままのものがドラフトとして送られてきた。コールサインのフォントを先方のWebに載っているものの中から指定して終わり。料金は1000枚でUS$76。日本円で6300円ほど。これが支払ったすべて。

表(フルカラー)
JP1PZE_QSL1.jpg
右の2枚の挿入写真の縦横比は黄金分割[1:(1+√5)/2]になっている。何もそこまで凝らなくても・・・。

データ面(グレースケール)
JP1PZE_QSL2.jpg
レタッチソフトのHSV変換でV[明度]信号のみを取り出し、多少明るくする一方、コントラストを弱めた。JARLが淡色を要求しているため。

データ面には、ここぞとばかり、いろいろなことを詰め込んだ。国内の印刷屋さんだと絶対にできない(そりゃ、完全オーダーだとやってくれるだろうが、一枚何十円になるやら)。別途料金の作業を付加価値だと思っていらっしゃるようだと、海外の印刷屋さんに客を取られますよ。もともとそういうキメの細かさが日本のよいところなのに。また、UX5UOとメールでやりとりしていて何のストレスも感じなかった(いや、そう書くこと自体失礼だと思う。割高で自由の効かない国内のサービスともども、ホント、日本人は真剣に考えたほうがよいと思う)。

2週間ぐらいのうちに印刷、その後発送なので、来月半ばには到着するだろう。
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