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Spiderbeamの12m長グラスファイバーポール その後(2) [アンテナ]

オプション、といってもメーカーオプションではなく、このポールを活用するために自分で作ったもの。

ファイバー竿
別に作ったわけではなく、余っていた5.4mファイバー釣竿の先端から2段目と3段目。これをポールの先端にかぶせる形で使う。さらに1.1mほど高さを稼げる。EFHWA(要するにツェップライクアンテナ)をポールに沿わせ、1/2λのノンラジアルバーチカルとして使っているが、EFHWAはアースフリーなので設置に制約がない。風が弱ければこの竿を使い、アンテナの設置高を上げる。

グラスファイバー棒
秋葉原の富士無線の店先で売っていた1mほどのグラスファイバー棒だが、ポールの先端(5.5mmの中空)に差し込み、0.8mほど高さを稼ぐ。先にはジャンクのプラスチックパイプを取り付け、ここにプラスチック製のSカンを用いてエレメントを引っ掛ける。

80m/40mバンド用自作バーチカルの頂部セクション(写真左)
ANT_Top.jpg7mm径(1mm肉厚)のアルミパイプに5mm径のパイプを差し(写真下)、さらにこちら側をポールの先端に差し込む。反対側にはロッドアンテナを取り付け(写真上)、伸長時が2mほどになるアンテナエレメントとして使う。ここから下は、以前自作した80m/40mバンド用バーチカルにつなぐ。このバーチカルを最初に作った時はキャパシティハット付きに改良しようと思ったが、結局、上に伸ばすことに。これで80mバンドにおいては全長12m以上のバーチカルになっている。メーカー製のバーチカルの場合、80mバンドでは6~8m長ぐらいだと思うが、それと比べるとかなり長い。負けないと思う。昨年のCQ WW CWではTK(コルシカ)とQSOできた。

で、ここからはSpiderbeamのポールから話がそれ、その先のお話です。
PG-ANT-100も持っているが、これをもう少し使いこんだら、「次は?」ということで、最近、ここのグラスファイバーポールが気になっている(左に出てくるメニュー"GRP Masts")。10m超のポールがラインナップされているが、16.2mのものはホントつい最近のようだ(ちょっと前に見たときはなかった)。重さが3.4Kgとあるから掲題のSpiderbeamのポールとほぼ同じ。買うと送料込みで140ユーロぐらいだろうか? これだけの長さがあれば、80mバンドのバーチカルとしてけっこう行けそうだ。

国内では、W-GR-1800Hという17m長のポールが販売されている。重量7.5Kg、収納長1.7m。W-GR-1800Hは重いだけにしっかりしているのだろうが、正直これがもしスッポ抜けした場合、なにが起こるかを考えるとちょっと怖い。一方、こちらの16.2mのポールはそれぞれ3.4Kg、1.34m。車のトランクに入るのが魅力だし、軽い。その分、バーチカル専用で、それも無風・あるいは微風状態でしか使えないだろうな。ちなみに収納長67cmの10mポールもおニューで登場のようだ。大きなスーツケースに入るから意図するところは明らかだ。なかなかのバリエーションで何本かまとめて買っちゃいそう。

アメリカでも、MFJがファイバーポールを販売しているが、世界中のどこでもアンテナの設置に関する苦労は一緒なのだろう。

P.S.1
社名からしてアンテナワイヤの素材にこだっているようだ。かくいう自分もこだわりあるが、視点が違う。勉強になりますな。

P.S.2
ノギスでポールの径を測っている写真が載っている。よく見るとミツトヨのノギス。私も持っています・・・。


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