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ノーベル賞

今年も日本からノーベル賞受賞者を輩出し、うれしいかぎりである。火曜日の物理学賞の発表の時点で5人の受賞者のうち、日本人が二人。他は米国、カナダ、中国各一人であるから、すごいと思った。もう20年以上、閉塞感が漂う日本ではあるが、この国の科学技術も捨てたものでもないと思うその一方で、これらの大半は90年代やそれ以前の研究がベースであろうから、今後どうなるかは判らない。

そうえいえば、昔は、「アマチュア無線が科学技術の発展に貢献」云々といわれていた。で、JARLのウェブの最初のコンテンツに書いてある。「アマチュア無線は本来、科学的な趣味です。」「本来」ってどういう意味で書いているのだろう?

直近の理事会で、このままだとJARLは20年後に消滅の危機を迎えるとの報告があったようだ。JARLという組織の存亡と、趣味としてのアマチュア無線の存続は分けて考えるべきだと思うが、存続したければ、上記、自身で書いている「本来」に立ち返って考えるべきだろう。

ノーベル賞を機に思った。JARLも「30年後に、アマチュア無線がきっかけで研究の道に入った日本人からノーベル賞受賞者を輩出させる。」ぐらいの目標を立ててもいいのではないだろうか? そういうゴールセッティングをするとやることがたくさんでてくるのではないだろうか? で、寄付を募るとか、文科省あたりに話をしに行くとか?(補助金行政に頼るのもどうかと思うし、省庁間の縄張り争いに巻き込まれだろうが・・・)そういうことを考えればコンテストにD-Star部門を加えるかなんてことは些末なイシューだと思うが。

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