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Spiderbeamの12m長グラスファイバーポール その後(2) [アンテナ]

オプション、といってもメーカーオプションではなく、このポールを活用するために自分で作ったもの。

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Spiderbeamの12m長グラスファイバーポール その後(1) [アンテナ]

2年前の記事ですが、いまだに毎日のようにアクセスがあり、それも最近は増えているくらいなので使用感などを。

もう何百回と伸縮させているので、当然だが、表面にはカスレ傷がいっぱいできている。ただ、強風の時は運用しない軟弱ハムということもあるが、運用時のポールの落下といった事故は経験していない。もっとも、撤収時に上部のセクションが先に落ちてしまうということは何回かあった。風を受けての微振動でゆるんでいたところへ、大きな振動が加わるからかもしれない。終日運用といったような長時間運用は、あまりやらないので問題が顕在化しないだけかも。

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ベランダアンテナの交換 [アンテナ]

もう昨秋のことになるが(ネタ不足露呈)、ベランダに設置してあるモービルホイップを交換した。これまで使っていたのは、HV-7。買ったのは99年春だから、11年以上使ったことになる。特にどこかが壊れているわけでないが、劣化も進んでいるだろうから交換することとした。特に不満があるわけでないので、普通なら次はHV-7CXということかもしれないが、買ったのはコメットのUHV-6。乗り換えた最大の理由はHF帯用のコイルに互換性がないらしいことだ。確認したわけでないが、確かに取り付け部の構造がちがうみたいだし、HF帯は50M帯用のチョークの上から分岐するHV-7と違って、HV-7CXでは、HF帯はどう波が乗るのかよくわからない。じゃあ、そもそもメーカーの違うUHV-6はどうなの?というところだが、コイルのネジ径は同じだ。しかも、HV-7とUHV-6では、144、430M帯の動作は同じだ。よってホイップ本体の電気的特性は同じものだろうと推測。家に帰ってUHV-6をセットし、HV-7のコイルを付けると、共振点が多少ズレるものの、ちゃんと動作する。UHV-6_2.jpgコイルの先のエレメントを調整してOK。しかも、HV-7はHF用のコイルは2つしか取り付けられなかったが、UHV-6はその気になればもっと取り付けられるようだ。ネットを見るに10バンドホイップにしていらっしゃる方もいる。当局もHV-7のコイルはそれなりにそろえたので(一回、下に落として買い直したコイルもある。幸い共有スペースの植栽に落ちたので、後に探索して拾い上げた。危ない、危ない)、やろうと思えばできるが、トップヘビーになるので、今は10M帯、14M帯、21M帯の3つのバンドのコイルを付けて運用している。あれっ、HV-7に10M帯用のコイルってあったっけ?というところだが、コイルの先にDIY店で買ってきたステンレスバネ線を取り付け、一つ下のバンドのコイルとして動作させている(例:14M帯用に長いエレメントを取り付け10M帯用として使用)。普段、移動運用にでかける荒川の河川敷では、スペースを気にする必要がないので、160mバンドのフルサイズのダイポールを張ったりすることもあるが、家では、アンテナの効率を少しでもかせぐため、数cm単位で苦労している。
UHV-6_1.jpg


1/2λノンラジアルバーチカル ふたたび [アンテナ]

最近、「1/2λバーチカル」といったワードでのこのブログへのアクセスが目立つ。おそらくJARL NEWSの秋号で「低打上角」「アースの影響低減」といった特徴で紹介されているからであろう。昨秋以来、自分なりにもトライして、ようやく実用になるものができた。途中、いくつか記事を書いてきたが、改めてご紹介。

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1/2λノンラジアルバーチカル(おそらく「完」) [アンテナ]

昨秋に作り始めた18M帯用のエンドフェッドアンテナ。当初はリンクコイルを介して共振回路に給電する仕組みを考えていたが、うまくいかない。結局、LとCのL型ネットワークでインピーダンス変換し、ハイインピーダンスで給電する方式とした。4月3日の午後、朝霞水門で調整。結果、なぜか、エレメント長が1/2λより長い8.7mあたりでSWRが1.6ぐらいになる。とりあえず使えそうなのでリグにつないでみるとヨーロッパが良好に聞こえる。電圧給電アンテナだけに回り込みが怖い。まずは10w送信ぐらいからと思っていたが、ヨーロッパが聞こえるとあっては・・・。いきなり50wでトライ。EAの局を呼んだら、あっさりと599(His)-539(My)でQSO成立。その後もUA0とQSO。その間、リグの誤動作などはなし。感電もしない。自作のシングルエレメントのワイヤアンテナでの1st QSOがEAとは、随分できすぎた話であるが・・・。

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3.5M(3.8M)/7M帯用2バンドバーチカルの自作(2) [アンテナ]

(前回からの続き)
3.5Mhz帯では何とか、バンド内に同調点を持ってきたが、ローエッジではSWRが高い。容量結合によるアースでは、アース効果が高まると同調周波数が下がるのが経験的にわかっているので、MAT-50を含め、手持ちのマグネットアースシートを総動員。さらに車体アース効果を高めるための道具(効果があるか検証中。効果のないものを喧伝する気はないので詳細は内緒)を使い、何と3.53Mhzまで下げた。あるいは気持だけかもしれないが、アース効果が高まったのか、3.5M帯でも北米内陸部の局と交信できるようになった。

ARRL Int'l DX Contest(CW)において、このアンテナで交信できたのは

3.5M帯:アーカンソー、アリゾナ、カリフォルニア、コロラド、ニューメキシコ、オレゴン、テキサス、ワシントンの8州
7M帯:アーカンソー、アリゾナ、カリフォルニア、コロラド、ジョージア、マサチューセッツ、ニューメキシコ、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、テキサスの11州

なお受信だけだが、3.5M帯でKP2をかすかに、7M帯でPJ4を聞いている(CQが空振っており、思わず呼びたくなったがガマン)。

SWRは約1.5。3.5M帯なぞはかなり短縮してあるので放射抵抗は低いはずだが、周波数が低いだけにアースロスが適度に加わり、程よい値になったのだろう。当初はマッチング用のコンデンサを給電点に入れることも念頭においていたが、とりあえずこのまま。全長11m超。一年前に10/14M帯用を作って以来、だんだん高く、複雑になってきた。まるでロケットの開発史みたいである。

最近はクリエイトデザインの3.5M帯用の小型ダイポールCD-78jrが売れているらしい。小型といっても3.5M帯だけに全長11.9m。それでも28%から30%ぐらいにまで短縮したことになるらしい。今回のバーチカルは3.5M帯で53%程度。製作前は3.5M帯で東海岸とQSOできればと思っていたが、今回はそこまでには至らなかった。

このアンテナを作った最大の目的は5Band WAC達成である(3.5M帯ではAF・SA、7M帯ではAFを残している)。とりあえず、WPXのCW部門まではこの状態で使おうと思っている。3.5M帯でアーカンソーまで飛んだので、南米はLUやHC8あたりは何とかなるだろう。アフリカはVQ9や5Rあたりか。

その後の改良だが、以下を考えている。

1.キャパシティハット
3.5M帯の放射効率改善が目的。でも、もうこれ以上長くできない。キャパシティハットを用いようと思っている。7M帯用のトラップの下にも7M帯のハットを設けようか? いずれにせよ、未使用時の収納性、そして軽量であることが必要。

2.トラップコイルの巻き直し
これも3.5M帯の効率改善。ローロスのケーブルのQの高さがわかったので、衛星放送用のS-4C-FBあたりを使おうと思っている。

3.アースの改善
やり方としていくつか頭にある。一方で、その進展によってミスマッチングになってきたら、整合を考えなければならない。

4.ポールのスッポ抜け防止。
使う12mポールは重さ3.3Kg。ポールが抜けて落下したら結構怖い。QST誌の2月号にこのポールのProduct Reviewがでているが、ここでも落下について言及されている。いろいろ思案中。

このアンテナは頂部のエレメントを短くすれば3.8M帯でも使えるので、WPX コンテストPhone部門でも試す予定である。

3.5M(3.8M)/7M帯用2バンドバーチカルの自作(1) [アンテナ]

同軸ケーブルを巻いて作ったトラップコイルを利用する移動用2バンドバーチカルの自作も、10M/14M帯用、7M/10M帯用に続いて3本目。今回は周波数をさらに下げ、3.5M(3.8M)/7M帯用。

先日購入したSpiderbeamの12m長グラスファイバーポールを用いて架設することとし、車体アースを用いることから、全長は車高分を除いた約10.5mに収めなければならない。トラップから下の7M帯用エレメントを7m、トラップより上の3.5M帯用エレメントを3m、とすることを目標とした。よって7M帯でも短縮しなければならない。各局さんのWebなどを参考にしているうちに、ベースローディング方式になってしまった。

結果的に製作データは以下のとおり。

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タグ:トラップ

アンテナのトラップコイル巻き直し [アンテナ]

今シーズンに向けたアンテナ整備も終盤。昨年自作した10/14M帯用の2バンドバーチカルのトラップコイルに用いている同軸ケーブル(3C-FVR)を3.5D-QEFVで巻きなおした。

目的は2つ
1.この3C-FVRはもともとジャンク箱に入っていた年季もの。劣化している可能性が高い。新品に置換する。
2.50オーム系のケーブルで巻きなおす。

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タグ:トラップ

CQ WW 160mコンテスト・・・できず [アンテナ]

1/30の夜にトライしたが一切QSOできていない、というより不戦敗。昨年はフルサイズのダイポールを架設して挑みUA0やKL7と交信できた。いつも移動で行く場所に、工事用足場単管で組まれたがある。今年はこれをアースとしてAH-4を使いつつ逆Lを架設すれば、そこそこ行けるのではないかという期待があった。だが、結果としてSWRが下がらなかった。40m帯から上のバンドでは動作したのでAH-4の故障ではない。2週間前に車体をアースとして同じような逆Lを架設し、160m帯で動作しているのでアンテナの長さが足りないわけでもない。結局アースが不十分ということか・・・。20mぐらいの柵で単管が計11本、地面に打ち込まれており、良好なアースと思っていたが・・・。でも、160m帯はAH-4の動作保証範囲外だからいいとしても80m帯でもSWRが下がらなかったというのはどういうことだろうか? 結論として感じたのは、車はアースとして悪くないのではいうこと。静電容量などいろいろ計算している。単管の柵は長くても1次元の金属体でしかないが、車は立体的な広がりをもった金属体であるというところがミソのように思えている。


アンテナワイヤ交換 [アンテナ]

昨年自作した10M/14M用、7M/10M用の2本の移動用2バンドバーチカルは大活躍してくれ、多くのニューエンティティをもたらしてくれた。が、大半の部品はジャンク箱にあったもの。ワイヤはといえば、元々カウンタポイズとして家のベランダに敷いてあったもので、紫外線をたっぷり浴びて劣化した結果、ビニールの被覆が硬化しており可とう性が悪い。そこでワイヤを交換することにした。

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