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ハムフェア 2010

雑感です。速報のつもりで書いてはいません。

IC-9100
The All-rounderとある。が、個人的にはそういうタイプは好きではない。人間にもいるではないか。「何でもできます」と豪語するヤツに限って、実は何もできない・・・というのが。機械だから、カタログスペックのことはこなせるのだろうが。でも別宅シャックを持っている人や移動中心の人の場合、「自宅はこれ一台!」というスタイルもいいのかもしれない。

アイコムのホームページには年間目標販売台数計500台/年とある。日本国内分だろうが、HFのミッドレンジ機ってそんなものなのだろうか? もうちょっと売れてもいいような気が。と思ったが、すでにIC-7600がある。V/U専用機であればIC-911。IC-7400に430M帯をつけた後継機ということか? であれば、ちょっと高くないか?

8/28追記
ルックスはIC-7400の系譜だが、回路構成的にはIC-7600 + IC-911のようで、別に高くはない感じですね。
アイコムさん、失礼。

TS-590
HFの次の移動用リグとして真剣に考えている。今はFT-857を使っており、もう7年選手。いたしかたないことではあるが、モービル機は操作性で不利。特にスプリット指定がかかっている時の操作。設定にモタモタしているうちにQRTということだってある。もうちょっと大きいのが欲しいと思うが、IC-7200やFT-450はまだ役不足と考えていたときにこれだ。K3はいいのだろうが、日本の代理店経由価格では高い。

"K3キラー"といわれているが実際のどころどうなのか、そんな話題でもちきりだ。K3ユーザは気が気でないだろうが、正直言って当局にはどうでもいい。K3は使ったことがないし、FT-857よりは上だろう。むしろ、気になっているのが、受信時の消費電流。移動の電源はバッテリーを使っているため、低くあってほしい。いくつかのリグについて調べてみると

FT-857:0.55A
TS-590:1.5A以下
IC-7000:1.3A
IC-7200:1.3A
FT-450:1.5A以下
K3:0.9A
(K3はQST誌のProduct Review、他は各社Web、製品カタログより)

IC-7000はカラー液晶搭載のためだろう。サイズの割りには大きい。TS-590はサイズを考えると小さいほうだろう。今より1Aほど大きくなるがなんとかなりそう。ちなみにIC-9100の受信時最大消費電流は5.5Aとある。何に使うんでしょうね。

最終通過帯域幅が2.7khz以下だとダウンコンバージョンということだが、受信中にスロープチューンで帯域を広げたり狭めたりすると、ダウンコンバージョンとアップコンバージョンの間を行ったり来たりするのだろうか? まあ、気になるのは混信がある状態だろうから、そのような使い方は実用上ないと思うが・・・。

前面パネルに"FSK"とあるが、カタログにはモード・変調方式にFSKの記載がない。ブースの係員に尋ねたら、取説を見せてもらった。後面パネルのACC端子のピンアサインに"FSK"とあるから、FSK方式だろう。カタログがまだこなれていないか。

いずれにせよ、買うのは最初の評価も見極めた上で来年以降だ。買うとなったらケンウッド(トリオ)のリグは開局リグのTR-7500以来である。

電子申請
10年ほど前、e-Japan計画なるものがあり、各省で電子申請の仕組みを作り始めたが、いろいろ作られた中で無線局免許の電子申請システムは利用率がよいそうだ。業務用の無線局ではほとんどが電子申請で、残るはアマチュアということで総務省も力をいれているのではないだろうか。

そういえば東京ハイパワーが出展していないぞ。昨年、トランシーバーを参考出展していたはずだが。まさか・・・。いや、Webは健在だ。

入場者は多かったようだ。ちょっと前に比べると年少者、女性の姿が多いように感じた。


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