SSブログ

ARRLの2011年アニュアルレポート(序)

毎年恒例の記事。掲題のレポートは7月初めに出ることがわかっているので手ぐすね引いて待っている。今年は何を書こうかと。で、予定稿は書いてしまった。例によってオチはJARLなのだが、書き足りなくなって、別にもう一本書くことにした。

毎年、アニュアルレポートの冒頭には会長とCEOのメッセージが出ている。CEOはデビッド・サムナーだが、この人はQST誌の冒頭記事"It seems to us"も毎月書いている。関係する様々なイシューに対してARRLの公式見解を示す記事ということになろうか? 近号で言えば、「アマチュア業務の二次割り当て」。で、JARLでこの立場にある人って誰かと考えると専務理事だろう。他の理事はボランティアで無報酬だが、専務理事は報酬をもらっている。だから、この人の給料は会員が払っている。でも、大半の一般会員は、この人のことを知らないだろう。別に理事選挙で選ばれるわけでない。規則には理事会の推薦とあるが、事実上会長の指名だ。で、この人、何しているんだろう? JARLの定款には「別に定める職務規定により」とあるが、Web上には見当たらないなあ。公開すべきものでないというならそれでもよいが、事務方のとりまとめだけ?それは事務局長の仕事でしょう。専務理事の報酬の金額(理事会の議事録は会員のみに公開だから、それに従ってここでは書かないが、一般サラリーマンがうらやむかなりの金額だ)を社員総会の議案に明記するか否かなんてことで理事会がモメている。改革派が増え、これまではシャンシャンだったのが、モメるようになったので、進歩といえば進歩だが、でもハッキリ言って議論のレベル低くない? 本来なら、ミッションを先に決め、会員に成果が見えるくらいにやってもらえれば、相応の額を払うべきだろう。国会の揚げ足取りの議論と同じ程度?

繰り返すが、専務理事の給料は会員が払っているのだから、もっと前に出て、自分が日本のアマチュア無線の今後についてどういう考えを持っているのか、また、そのために何をやっているのか示すべきだと思うが。おおっ、来週末24日は社員総会だ。

P.S.
つっかかっていくようなことを書いているが、もちろん個人的に何か恨みがあるわけでない。専務理事という職のあり方について思いを巡らしている。専務理事は政治任用(Political Appointee)だろう。決して事務方の代表だけではないはずだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Diamond DXCC 100到達ARRL International D.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。