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マイク信号のバランス伝送化(3) [機器]

PTT制御周りが未完成なのだが、信号経路は完成したので、以前のケーブルと切り替えながらリグ(IC-756PRO)につないで聴感テスト。リグのモニタ機能でモニタするにそんなに音が変わっている感はしない。低音がややしっかりしていることと、音のニゴリ感みたいなものがやや改善されているかなといった感じ。ケーブルが太くなっているので低音が改善されるのは当然だろう。HF帯で遠距離通信する分にはむしろ不要だが、ここはリグのイコライザでカットだろう。

ここで気づいたのだが、リグの送信モニタはIF段を復調しているはずだ。そこで別のリグ(FT-817)で受信してモニタ。耳かけ型ヘッドフォンでモニタしているので、漏れた音をマイクが拾ってハウリングを起こしているが、バランス伝送の方がハウリング音がきれいに聞こえる。旧来のケーブルだと、ここでも濁りが感じられる。

あと違っているのはALCメータの振れが小さくなったこと。マイクゲインを上げても、そんなにふれない。でもパワーは出ている。これまで試したことのない位置にまでマイクゲインを上げたが、それでもALC適正ゾーンをオーバーすることはない。

劇的な変化は感じなかったが、バランス伝送のおかげでケーブルで拾う外来ノイズが少なくなったかも知れない。

V/U帯のFMモードでも聞き比べたが、低音がややしっかりしているように感じるが、それ以上の違いはわからなかった。当面は以前の状態と使い分けられるようにして、430MのFMでローカル局に聴き比べてもらうことにしようと考えている。でも、いい音を追求するのであれば、やっぱり皆さんがやっているように、それなりにお金と努力をつぎ込まないとダメなようです。


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