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「グローバルアワードプロジェクト」(その7)宗主国モノ [DX]

過去の記事に訂正が入ったので、他の予定記事と順序を入れ替えて急遽リリース。

まず訂正とお詫び。
下の(その6)で「オセアニア全域を対象としたアワードはないようだ」と書きましたが、NZARTが、オセアニアを対象とした"Worked All Pacific"というアワードを発行しているのを見つけました。30エンティティで発行とのことで、JA局にとってはそんなに難しくなさそうです。

次は地理的に細分化するのではなく、旧宗主国と植民地の関係のアワードです。

The Commonwealth Century Club (CCC)
RSGBが発行している。あえて意訳すれば、「大英帝国アワード」か? イギリスを盟主とするCommonwealthに属する国やそのエリア、計100地域とQSOすれば得られる。

チェックリストには昔のプリフィックスも併記されており、ARRLのDiamond DXCC Challengeの対比表を思い出してしまう。アメリカ人がやると「この世間知らずの若造が・・・!」となるが、イギリス人がやると「さすが、大英帝国」となる。へえー、ここはイギリス領だったんだと改めて思うところもあれば、このリストに香港が入っていないのは何故か?完全に中国大陸を向いていてCommonwealthに所属していないことか。

トータル132地域が対象。南米が少なく、まあ、ここはスペイン・ポルトガルにやられましたね。手元のQSLを調べると入手確実のものを含め現在Cfm約74。JA局はオセアニアとアジアで稼げる。アフリカとカリブでいかに伸ばせるか? そういってしまえばDXCCと同じだが、それだけ、大英帝国が「日の沈まない国」だったということだろう。

WAEと違ってLoTWが使えないので(本来、それが当たり前か?この辺がドイツ人とちがうところだ)、QSL回収に費用が余分にかかりそうだが、このアワード、面白いかも知れない。

DUF
上述、The Commonwealth Century Clubのフランス版。規模は小さくなる。WAEと同様、いくつかのクラスが設けられており、一番易しいクラス1の場合、3大陸を含む5カントリーとあるから、これならすぐにできそうだ(しかし、クラスの数字と難易の関係がWAEと逆だ)。フランス語の説明のために完全に理解できないが、フランス人らしく、クラス1,2,3と集めていくとアワードで'DUF'と文字が綴られていくようだ。しかもトリコロールに。調べるとクラス3(5大陸10カントリー)までは満たしている。だが、申請書類はどこだ?英訳、あるいはせめて英語のメニューぐらい入れてくれんのかね。フランス人は。

WAEも含めて比較すると、英仏独3か国のキャラクターが表れているではないですか。だから、先の戦争はああいう風に推移するんだろうなと妙に納得。他にも、ベルギーやオランダあたりに同じようなアワードがあるかもしれませんが、調べていません。なお、敗戦国がこのようなアワードを設定すると袋叩きにあいます。


タグ:アワード
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