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VNAを使う(16) SパラメーターファイルによるminiVNA – VNWA間のデータ交換(3) [エンジニアリング]

次は逆方向で、VNWA→miniVNA。

VNWA側でのエクスポートはインポートのときと同様に、メニューでどういう項目を出力するのか指定する。miniVNA側のアプリvna/Jは極座標形式のデータ(絶対値と位相角の組み合わせ)しか読み込めないようなので、ここは出力形式としてdB Cont+phaseを選択。Sパラメーターファイルに吐き出すコメントを入力後、Windowsの汎用のファイル出力画面が表示され、ファイル名、保存場所を指定してファイルを出力。
From_VNWA.jpg

vna/Jでは、”インポート”ではなく、以前の測定結果の読み込みという立て付けになっている。ただ、読み込むのはSパラメーターファイルなので実質的にインポート。しかし、表示画面が別の画面になる。VNWAっていまいちとっつきにくいのだが、この辺のアーキテクチャはVNWAの方が上。

Windowsの汎用のファイルオープンのダイアログを開いてVNWAからエクスポートしたファイルを指定するのだが・・・。あれっ、何も起きない・・・・。
to_miniVNWA.jpg
(しばし、格闘)
結果、VNWAのパラメーターファイルでパラメーター間のセパレーターに2文字分の空白がつかわれていることが原因と判明。notepadで無理くり1文字にしたら読み込めた。

Sパラメーターファイルは’Touchstone’とも呼ばれ、その定義書を読んだが、セパレーターについて私には明確な答えが見出せなかった。インタフェースという一番やっかいな問題である。さて、どっちが譲るべきなのか。まあ、作っているのは両方ともドイツ人なので、彼らに任せますか。ということで、とりあえず、メールでやりとりがあるminiVNA側のDL2SBAに連絡。


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