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ARRL Int'l DX ContestとWASまとめ [DX]

先週のARRL Int'l DX Contest Phone部門は荒天のために参加せず。当局の移動用アンテナは全天候型ではない。でも、吹雪とかはともかく、ちょっとした雨ぐらいなら運用できるよう防水も考えないといけないのかも・・・。

週末の時間があいたので、ログデータのLoTWへのアップ作業を行った。暗号化ファイルが期限切れになっており、リニューアルを要したので実際のアップは火曜日になってしまったが、掲題コンテストのCW部門での141QSOのうち、半分以上の74QSOについてLoTW上でコンファームできた。QSLのリストに"United States of America"がズラリである。結果、この時点でのWAS(Worked All States:全米50州交信)アワードへの挑戦状況は以下のとおりとなった。

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タグ:LoTW

さながらアフリカモーニング [DX]

以前こんなことを書いたが、これに倣えば、今朝は「さながらアフリカモーニング」であろうか。たった30分ほどの間にアフリカ3局と交信してしまった。大げさではあるが、史上空前の出来事である。

いつものように早朝の移動運用。30mでちょっとしたパイルになっている。聞くとZS(南アフリカ)。何回かコールしてゲット。アフリカの中では最も難度が低いエンティティだろうが、それでも随分久しぶりである。20mにQSYするとここではEUのパイル。聞きなれないプリフィックスで戸惑ったが、5X(ウガンダ)である。コールをミスコピーされたものの、1コールで応答があった。今年4つ目のニューエンティティである。良好に入感していたがJAから呼んでいるような気配はない。DXer諸氏は済んでしまったのだろうか? ダイヤルを回すとローエッジぎりぎりで5N(ナイジェリア)が聞こえる。また5Nである。「また」という言葉を使ってしまったが、日本からもっとも難しい西アフリカでありながら、自分の中では5Nは食傷気味である。とはいいつつしっかり交信。なお、アンテナはいつもの車体アースを利用した自作の2バンドバーチカルである。

この時期の早朝は日本とアフリカの相性がいいのだろうか。地図を見るとウガンダはスーダン(Zone34)の南隣である。未交信のZone34ではあるが、ひょっとしたら、スーダンあたりであれば簡単に交信できるのだろうか。いや、ちょうどアラビア半島がパスの上にかかってくる感じでもある。


コンディション上昇? [DX]

冬の寒さも少しずつ和らいできたので、平日早朝の移動運用も再開基調である。今朝は30mでZ21BBとQSO。Z2は初めて。その他、20m・30mでそれぞれ5N・Z3がバンドニュー。年初に今年のDXCCの目標を+30の190と書いておきながら、ずっとニューはなしだった。どうなることかと思ったが、ここにきて、CO、YN、Z2と3アップとなり、目標達成度10%。あれほど恋焦がれた5Nだったが、今は記念局の5N50KのQRVもあるためか、5Nはアフリカの中では珍しく2バンドWkdに躍り出てしまった。最近、SSN値が上昇しているようで、マウンダー極小期のようなことは避けられるのだろうか。

Z21BB、最後はCQが空振っており、引っ込んでしまったようだ。「??」と思ったが、長期滞在の国連職員のようで、「急いで今」というわけでなさそうだ。おお、そうだ、40mでのQSOを期待できるだろうか?


ARRL Int'l DX Contest CW部門 [DX]

いつも移動で出かける場所から朝夕中心に参加。最近は、西海岸の常連局は呼ばなかったりするのだが、今年は結構まじめに呼んだ。トータルの運用時間は合計で約13時間。

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今年の目標(補足) [DX]

DXCC Wkd160から30upの190を目指すにあたって、どの地域でどのくらい稼ぐかについては、だいたい以下の配分かなと考えています。

カリブ・中南米:12
アフリカ・中近東:8
ヨーロッパ:5
東アジア・オセアニア:5

「カリブ」って言うが、ひとまとめにしてはいけないなと感じている。過去10年間を通じて交信したのはVP2EとP4だけだったが(P4が正確な意味でカリブなのかどうかは知らないが)、昨秋1か月ぐらいの間に、あの地域であっという間に5up(VP2M、PJ2、VP5、ZF、V3)。地理的に考えると、カリブと米国の関係は、KH0、2とJAの関係だろうか? 週末の前後に休みを追加して旅行に出かけるという・・・。だからWのハムが「出張」して運用してくれるのでは。鬼の首を取ったような書き方になってしまうが、意外にいけそうな感じがしている。

アフリカはまだまだ未交信のところが多いが、やっぱり難しい。移動運用中心で稼がなければならない身にとっては、アクティビティが低いのが辛い。アフリカ東部を中心に狙うというところだろうか。幸い、マダガスカルや周辺の島の大半が未交信だが、8でも辛いような気がする。エジプトか南アフリカあたりが主催して”All African Contest”なんてやってくれないかな? でも、ペディがその間に集中して凄いパイルになって、当局のようなリトルピストルには何の足しにもならないまま終わってしまい、逆効果かも。

ヨーロッパは、一般的にイメージされる「国」レベルではほぼ交信終了。ある程度の領土を持った国で未交信なのはアルバニアぐらい。今後はバチカンに代表されるミニ国家と島で稼いでいくのみ。

東アジア・オセアニアは取りこぼし(いや、「取りこぼし」といえるほど交信していないかも)を拾っていく。もう少しいけるかもしれない。

こうやって考えると、+30は結構高いハードルと思っている。地図を見ながら交信したところを確認していくと、アフリカ・中近東を除けば結構やった感を感じるのだが、まだ現存エンティティの半分ぐらいとしか交信していない。先は長い。


CQ WW CW部門 [DX]

今年最後のメジャーコンテストは昨年同様、3.5M帯と7M帯にフォーカス。Announced DX OperationsでQRV情報を確認すると、あるわ。あるわ。このうちの一部とQSOできれば、それだけでニューエンティティを10ぐらいゲットできそうだが、そうは問屋がおろさなかった。

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「G」考 [DX]

スポーツ新聞でないので、ここでいうGとはプロ野球のジャイアンツではない。もちろん、イギリスである。

国のプレゼンスの割には、イギリスとのQSOは本当に数えるほどしかなかった。フランスもそうだが、イギリスは輪をかけて少ない。「イギリス人やフランス人は無線などという野暮な趣味をやらないんだ」と真剣に思っていたりもした。ところが、今秋から海外QSOのスタイルを変えると、この数ヶ月で過去10年分に匹敵するくらい、イギリスの局とQSOできた。さすがビートルズを生んだお国である。なんだ、結構、好きなんじゃないですか。

QRZ.comを見ながら、順次QSL請求を行なっているが、イギリスの場合、Web経由で請求するとビューロ経由でQSLを送ってくれる仕組みが結構あるようだ。しかも、こちらから送る必要なしなんてのもある。エンティティ的にはイギリス本土ではないが、ZC4の局でもそういうのがある。本土の局が代行してくれるようだ。随分、サービス精神満点である。大英帝国の余裕であろう。見ならわなければならないなあ。


"平日の"早朝移動運用 [DX]

仕事に差し支えない限り、週1回だけ出勤前の早朝移動運用を行うことにした(ただし真冬・真夏・荒天時を除く。弱っ!)。”無線基地外”の領域に近づきつつあるが、家のベランダアンテナでやっていても、面白くない。初回の今日は、いつもと同様に10Mと14Mで。

当面のお目当てTX3Aがいないなあ。昨日は10Mで聞こえたが、今日はお休みなのだろうか? 14MでKP2が聞こえるがすごいパイルだ。間を空けつつ何回か参戦したが、無理。その他めぼしいところもなく、成果ゼロで引き上げるのもイヤなので、西海岸でもロシアでもいいので聞こえる局とQSOしてから引き上げようかと思った矢先、VP2Mが聞こえてくるではないか。まだパイルが大きくなる前だったので、無事ゲット。カリブはひさびさである。今日は午前7:40に撤収。

これで先週の5Nに続いて2週連続で難しいところとQSOでき、現在の設備でもそれなりにワールドワイドに楽しめることがわかった。この調子で続けていけば、DXCCも伸びていきそう。


5N、ついに決着 [DX]

2日は仕事を休み、機器整備。早朝、アンテナの調整を兼ねていつもの場所で運用。すると10M帯で5N(ナイジェリア)が聞こえるではないか。

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CQ WW Phone部門 [DX]

今年のCQ WW Phone部門は7Mhz帯にフォーカス。いうまでもなくバンドが拡張されたためである。アンテナは自作の7/10Mhz帯用バーチカル。今春に作った10/14Mhz帯用のバーチカルアンテナが良好な結果を示したため、周波数帯を一つずつ下げたものを別に作っていた。このアンテナは先週の「ミッドウェイの戦い」で実戦初投入。わずか数分間で7、10Mhz帯の両QSOに成功している。

10月24日・25日とも、午後の遅い時間にいつもの運用場所に行き、最初は21Mhz帯で主にEUとQSO。日没ころに上記アンテナを架設し、7Mhz帯にQSY。SSBでWとのQSOが可能かどうか確認するのが、今回の最大の目的。

24日は雨が降り出したため、数QSOで撤退したが、25日はPM8時ころまで運用。結果、7M SSBではアフリカを除く5大陸、14エンティティとQSOできた(VK・LU・PYなど、ちゃんと大陸の局ともQSOできました)。W以外はすべて初めてだろう。出色はOH0とZK2。OH0は良好に入感していたが、CQが空振っていた。JAからパイルになっているわけでない。日本人の運用による9M6、9M8も強力に入感していたが、こちらはパイルがきつくあきらめた。LUやPYもそうだが、遠い方がQSOできたりする。なぜだろう。みんな聞こえないのかな? コールは確認できなかったが、ゾーン7や10の局も聞こえていた。でも、これらもパイルがきつく、さすがに無理。あと、ローバンドDXではリグの受信性能の差がはっきりでますね。いいリグが欲しくなります。

いずれにせよ、成果は十分。7M帯のDXも軽装備でもそこそこ楽しめそうである。いずれ3.5M帯用のバーチカルも作るつもり。5Band WACも近づいてきた感がある。しかし、9月・10月はずいぶん無線をやりました。来月末のCQ WWのCW部門まで一休みします。

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