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VNAを使う(10) スマホ+mini VNA PRO [エンジニアリング]

おそらく本邦初公開。
Smart_Phone_&_VNA.jpg
miniVNA PRO with smartphone. Available to connect both with Bluetooth. Make maintenance works on top of antenna tower safe, because of wireless connection.


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VNAを使う(9) アンテナ調整 [エンジニアリング]

アンテナ製作・調整へのVNAの応用については、以前いろいろ書いたが、VNA2機種使って感じたのは、VNWAは外観からして測定器だが、mini VNA PROはアンテナ調整にフォーカスしたツールだということ。

まだ使っていないが、実はmini VNA PROはBluetoothを内蔵している。よってPCとケーブルでつなぐ必要がない。つまり、アンテナ給電部にこのVNAを直結して手元のPCで測定ができるということ。アプリもそれを意識してか、アンテナ調整のために「痒いところに手が届く」ような機能がある。
“サーチモード”なる機能があって、SWR最小点を探し出して表示してくれる。HFのワイヤアンテナの調整で、エレメント端の調整をしながら最適点を見出すことができる。Bluetoothなので、離れていても(つまりローバンドのダイポールでも)OK。

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VNAを使う(8) MicroVert用チョークコイルの挿入損失 [エンジニアリング]

これもひさびさ。

まずは選手交代のアナウンスから。VNWAに代わって、借り物ではありますが、mini VNA PRO登場。
mini_VNA_PRO.jpg

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15万アクセスの御礼、および「トラップ」について [エンジニアリング]

先日、アクセス数が15万を越えました。ご覧いただきありがとうございます。例によってEFHWA、グラスファイバーポールなどの記事へのアクセスが多いですが、昨秋から増えたのが、「トラップ」をキーワードにしたアクセス。CQ誌の10月号(でしたっけ)に同軸ケーブルを巻いて作るトラップの記事が出た影響でしょうか?

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タグ:トラップ

VNAを使う(7) コリンズメカニカルフィルター [エンジニアリング]

しかし、暑いですね。暑中見舞い申し上げます。

こう暑いと外にでかける気がせず、何をしようかということで、久しぶりにVNA出動。今回は手持ちのFT-817/FT-857に実装しているCWフィルター(コリンズメカニカルフィルター)の特性を測定してみた。

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VNAを使う(6) 同軸ケーブルを巻いたトラップ [エンジニアリング]

雨の土曜日。することもないので、VNAに使う測定用ケーブルを作成。これまではアンテナや素子を接続してS11を測定していただけだったが、ケーブルが増えたので、S21(通過特性)を測定できるようになった。最初のDUT(Device Under Test)は・・・。
VNWA220110423.jpg
(それとなく、置かれている感じですが、コネクタ部に力が加わらないよう結構気を使いながら移動させています。ケーブルはRG-58A/Uですが、堅く感じます)

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VNAを使う(5) 14M帯EFHWA(3) そして・・・ [エンジニアリング]

JIDXコンテストの日、14M帯用EFHWAを設置し、アンテナ給電部における本当のインピーダンスを測定した。
(For non Japanese, please see my website. proceed to Library-EFHWA)

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VNAを使う(4) 14M帯EFHWA(2) [エンジニアリング]

Port Extensionの使い方(2つ下の記事)を憶えたところで、思い出したことがある。自作の14M帯のEFHWAの測定をした際は、これを自分の頭の中で処理したが、よく考えるとこれも違っていた。頭の中にあったのは、VNAとアンテナの給電部を接続したケーブルの分。実はその先の給電部の中にコモンモードフィルタを入れ込んである。これに要したケーブルの長さを考えていなかった。ということでやり直し。さっそくVNA出動。

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VNAを使う(3) Port Extension [エンジニアリング]

だんだん、使い方を覚えてきた。RFワールドを読んでわかったが、ネットワークアナライザにはPort Extensionという機能があるらしい。購入したVNWA2にもちゃんとある。

アンテナを測定するにあたってケーブルを介した場合、測定端で測定されるインピーダンスはアンテナ給電部のインピーダンスは違うのはよく言われることである(「よく言われる」というか、完全な整合状態でないと違ってくる)。これを逆手にとったのが、λ/2波長の整数倍の長さのケーブルであれば、給電部のインピーダンスと同じ値を測定端で再現できると言われるアレである(スミスチャートを一周するため)。でも、それってバンドごとにケーブルを用意しなければならないですよね。バンドの倍数関係を利用して節約することもできますけど・・・。Port Extensionは、VNAと被測定物を接続するため使ったケーブルの電気長の分を補正してくれるというもの。

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「はじめての高周波測定」 [エンジニアリング]

久しぶりに無線関係の本を買った。白状するとCQ誌は立ち読みで済ませている(CQ出版さん、エディターの皆さん、本屋さん、ゴメンナサイ)。2月に買ったVNWA2がボランティアベースの製品なので、マニュアル、ヘルプファイルともわかりにくい。そもそもネットワークアナライザの基本的な使い方が書かれていない(それは自分で勉強しろということか?)。もちろん英語であることがさらに拍車をかける。そこでこの本を買った。
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「はじめての高周波測定」CQ出版社 ¥3,360
「はじめて」とあるが、出てくる測定器は業務用の高価なものばかり。どちらかというとプロの新人技術者向けのリファレンス本といったところか。

せっかくなので同時に買ったのが、この2冊。
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「改訂新版 定本トロイダルコア活用百科」CQ出版社 ¥3,360
有名な本である。初版が1983年とのことである。アナログ技術はデジタル技術と違って流行り廃りがゆっくりしているところがいい。高周波回路を作る際にネックになるのがコイルであると書いてある。確かに・・・。抵抗やコンデンサは相応の精度のものが売られていますからね。トロイダルコアを使うことにより理論値に近い値のコイルが自作可能になるとある。

2011_0402_Book3.jpg
「RFワールドNo.10」CQ出版社 ¥1,680
昔のハムジャーナルの雰囲気がある。版元もアマチュア無線だけじゃ売れないからと考えたのだろうか。No.10にはVNWA2の解説記事がある。これを読んで、何であの値段でネットワークアナライザが売られているのかがわかった。



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